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本ページではピラティスとは何か?ヨガとの違い?ピラティスの歴史や効果についてお伝えします。
ピラティスとヨガの違い
項目 | ピラティス | ヨガ |
---|---|---|
歴史 | 1900年代初頭に、ジョゼフ・ピラティスが解部額を元に考案 負傷兵士の為のリハビリトレーニング。 | 4500年の座法、瞑想から生まれた、修行僧のための修行法 |
目的 | 機能的な身体を取り戻す。 総合的な健康を作る | 心と身体の繋がりを作る 心身の緊張をほぐし、心の安定、安らぎを得る |
実施 | 動き続ける 筋トレストレッチ 動ける身体にするためのエクササイズ 神経伝達経路の再構築 目的に応じて内容を適合させる | 動きを止める、ストレッチ アーサナ(ポーズ)主体 日常の動きの直結はない 筋肉の緊張をほぐす |
呼吸 | 腹式呼吸 脳と全身の活性化。 交感神経を優位にし活動を促進 | 腹式呼吸 脳と全身の活性化。 交感神経を優位にし活動を促進 |
ピラティスの歴史
ジョセフ・ヒュベルトゥス・ピラティスによって開発
ジョセフ・ヒュベルトゥス・ピラティスはドイツ生まれでの男性です。
幼少期は体が弱く、強靭な身体を作るために、体操、格闘技、ヨガ、フェンシング、ボクシング等、様々なフィットネスの勉強に励みました。また、医者のもとでインターン生として、人体解剖学についても深く学んだ経歴の持ち主です。
サーカスパフォーマーとして各地を移動しながら生計を立てていました。
しかし、第一次世界大戦中に捕虜となりました。
収容所という厳しい環境の中で、捕虜たちが不健康になる中、ジョセフは自分にも何かできることはないか?と考え、エクササイズプログラム指導を行うようになりました。
寝たきりの負傷兵のリハビリトレーニングとして、ベットにスプリングをつけリフォーマー・マシーンを作ったのもこの時期です。
100年前にパンデミック(スペイン風邪)が流行ったとき、収容所で彼とトレーニングしていた人は誰も感染しなかった、とまで言われています。
アメリカへ移住
1926年、ジョセフは、ニューヨークに「ピラティス・ユニバーサル・ジム」をオープンしました。
自らのエクササイズシステムを「コントロロジー」と名付けて、ダンサー達に向けてリハビリの指導を始めました。
一部のダンサーたちを魅了し、その効果はニューヨークからハリウッドの財界人・著名人へと広がりました。
気づけば、ジョセフのコントロロジーは世界に広がるまでに至りました。
1977年 ジョセフ氏が亡くなってから、そのメソッドが彼の名前にちなんでピラティスと呼ばれるようになりました。
ピラティスの効果
- 胸式呼吸で脳と全身を活性化させる
- 自律神経を整える
- インナーマッスルを鍛え、土台となる筋肉をつくる
- 背骨を柔らかく整え、正しい姿勢・動きを身に付ける
- 脳からの全身への神経指令を構築し、
- 身体のコントロール能力を向上させる
- スムーズにストレスなく動くことができる
- (関節のアライメントがよくなるから)